趣味で使うならWEEBILL S、仕事で使うならCRANE 2S

TakaP(@TakaP1219)です。

新年明けて3日経ちましたがほぼほぼこたつで過ごしています。
こたつって犯罪ですよね…。

夜もベッドじゃなくてこたつで寝てしまう。
いやーやばいやばい風邪をひいてしまう。

起床時間も遅くなっているので早く普段の体に戻さないとですね。
がんばります。

趣味で使うならWEEBILL S、仕事で使うならCRANE 2S

動画撮影には必須といってもいいくらいのアイテム【ジンバル】

MVやシネマティックな映像を撮る際に手振れがあるとちょっと現実感が出てきてしまうのでそれを軽減するのに使用します。

これがまた色んなメーカーから出ていて買うのに悩むんですよね。
有名なところだと
DJI→RS 2、RSC 2など
Zhiyun→WEEBILL S、CRANE 2Sなど
FeiyuTech→AK2000C、AK4500など
らへんですかね。

去年は三脚で有名なManfrottoも出しましたよね。
カメラをやっている人ならわかる話です笑

その中でもDJIとZhiyunは使っている人の割合が多いんですよね。

僕も例に漏れずZhiyunの方を使っていますがこれがまた沼で…
現場で使っていくと色々必要なものが出てきたりしてさらに散財が進む

でまぁ本題に戻すとその中でも特に人気の二機種を今まで使ってきて見えてきたメリット・デメリットがあるのでそちらを紹介しようかなーと思います。
どっちが良い悪いとかじゃなくて使い方によって分けるといいよーって感じです。

コンパクトで使い勝手の良いWEEBILL S

おそらくZhiyunの中で一番売れている商品なんじゃないですかね。
YouTubeでもレビューの数がめちゃめちゃ多いです。

コンパクト且つそれなりのパワーがあるので重さのあるカメラを載せても耐えてくれます。
a7Ⅲに24-105Gをつけても大丈夫でした。

多分売れた最大の理由は後ろのハンドルでしょうね。
後ろの穴ぼこにSmallRigとかで売っているハンドルを付けるとあっという間にローアングル仕様になります。
これは地味に腰にもありがたくて持ち手が増える分負荷が分散されるんですよね。

撮影していない時でも片手で簡単に持てるのでものすごい重宝しています。
軽いし持ちやすいしそれなりにパワーがあるしで趣味で撮影している人だったらこれだけで全然問題がないと思います。

ただね

パワーはそれなりで【axis Lock】になると大惨事

これなんですよ。

僕は2021年からウェディングの撮影も始めたんですけどその時にこのパワー不足を痛感しました。

結婚式って一瞬一瞬の撮影ミスが命取りなので呑気にバランスとかをとっている暇なんて無いんですよね。
普通だったらズームレンズのバランスを変えたらその都度ジンバル側で調整しないといけないんですけど結婚式の場合は全てタイムスケジュール通りに動くのでその時間がありません。

なのでジンバルを動かしたまま頻繁にズームレンズを動かさなきゃいけないんですよ。
これがWEEBILL Sのパワーだと耐えられなくて何度もお辞儀してしまう形に。

しかもひどい時には【axis Lock】というモードになってしまう始末。
これは一定以上の負荷などがかかった時になってしまうモードなんですがこれになると結構な音量のエラー音が鳴るんですよ。

LIVE撮影なら大音量にかき消されるのでいいんですけど結婚式だとめちゃくちゃ目立ってしまって最悪台無しにしてしまうこともあります。
嫌でしょ?自分の結婚式でエラー音が鳴り響くのって。

なので自身の映像作品とか旅行で使うならかなりおすすめですがそういった業務で使う場合は全くお勧めできません。
いまだと新しくCRANE M3とかも出ているのでそちらもいいかもしれませんね(重さには気をつけないとだけど)

絶対安心のCRANE 2S

こちらがWEEBILL Sよりもプロ仕様になっているCRANE 2Sです

一目でわかる通りでかいですよね。
アームの感じもしっかりしていて頼もしいです。

こちらはでかい、重いで有名なLUMIX S1Hも載るとのことなので僕が持っているa7Ⅲだと全然余裕だと思います。
むしろ余裕すぎるかな?

ただ現場で使うとなったらその有り余る余裕っていうのがいいですよね。
なるべくストレスは無くしたいですから。

持った感じも全然違くてこちらは少し持ち手が太いので女性だとちょっと大変かもしれません。

僕は手が触れているところにテニスのグリップテープを巻いています。
そのままだとツルツルして持ちにくいんですよね。

あとこちらもオプションでローアングル仕様にできるアームが売っているのでそちらも付けています。
むしろこれがないともう生きていけない体になってしまった…。

使い方はどちらも一緒なんですがこちらの方がアームが強い分余分な力が出てしまって逆にへんな振動が出てしまう場合があるのでその場合は設定の項目で強度を弱めてあげるといいと思います。

最大のデメリットはやはり重さ

もうこれですね。

これ以外は全く問題ないんですけどこれのせいで何度もギックリの危機に直面しました。
まじで怖い。

僕がやっている現場では常に何時間もジンバルを持たなければいけないので体への負担って大きいんですよね。
なんどもしゃがんだり立ったりを繰り返すしたまにジンバル自体を上に持ち上げたりもするし。

そうすると段々と腰に負担が出てきてふとした時にピキって衝撃が来るんですよ。
これを現場でやってしまうとその先何も出来なくなってしまうので大変です。

なのでコルセットをつけながらやるのが1番の対策だと思います。
不恰好だけどしょうがない。

でもそれ以外は本当にいいアイテムだと思います。
僕の場合はCRANE 2Sの方が合っていました。

自分の持っているカメラに合わせて使うのがよい

もし持っているカメラがAPS-CなどのコンパクトなカメラなのであればCRANE 2Sはいらないと思います。
a6400とかGH5Sとかのカメラですね。

オーバースペックすぎるし逆に軽すぎて調整が難しいと思います。
そしたらWEEBILL Sだったり最近出たWEEBILL S2を買うのが幸せになれるはず。

BMPCC4Kみたいなシネマカメラとかフルサイズのカメラをお持ちなのであれば必然的にレンズも大きくなるのでCRANE 2Sとか他メーカーだけどDJIのRS2とかを買うのがいいと思います。

段々とパワー不足を感じて結局買い換える羽目になりますからね。
僕の場合は完全にこれでした。

さらにFX6とかFXみたいなガチシネマカメラを買うのであればさらに上のCRANE 3Sとかもいいと思いますよ。
めちゃくちゃでかいから腰への負担は半端ないと思いますが…。

ちなみに僕が次にいいなぁと思っているのはCRANE M3ですね。
単焦点レンズを付けてこれをぶん回すのは楽しそう。

まとめ

というわけで簡単に僕の持っているジンバルを紹介をしました。

最初一年間はWEEBILL Sで全然問題なかったんですけどねぇ。
やっぱりいろんな現場を経験すると見えてくるものってありますよね。

しばらくはCRANE 2Sでやっていくと思いますがもしかしたらね、
これ以上に軽くてパワーがあるやつが出てくるかもしれませんから。

そうなった時にはまた考えたいと思います。

それでは!



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