音楽の配信機材は何を揃える?

みなさん音楽活動楽しんでますか??

はじめまして。まずは簡単な自己紹介から。
東京都内でドラマーとして活動しているヒガシタカシ(@ozizisama2)です。所謂スタジオミュージシャンです。

ほら、よくシンガーの後ろで暗い照明の中演奏している人たちいるでしょ。あれです。
元々はクラシック勢だったのですが(音高&音大出身)卒業と同時にその殻を破りたくてロックの道に進みました。

しばらくはバンド活動していたのですが気付いたらソロでの活動が多くなり今に至ります。
その中で得てきた知識などを皆さんに披露できたらと思いブログを始めました。

今は昔と違いライブハウスでバリバリやるぜー!という時代では無くなってきました。
もちろんハコでチャンスを掴むというのもありますが正直コスパが悪いです。
一月に3〜4本ブッキングライブをやるとしたら平均5〜7万円かかりますね。マジで
スタッフと仲良くなって良いイベントに入れてもらうという可能性はありますがこれを1〜2年続けたら破産する。

それならツイキャスやらYOUTUBEの配信をやってお客さんを獲得してからワンマンやら2マンやった方がよくないですかね?
僕はそれでやっていますがやっぱり満足感も違います。
ブッキングだとお客さんの数は他のバンドの集客にもよるので大体スッカスカ・・・。
30分の演奏に3000円払う人ってあまりいないですもんね・・・。

音楽の配信機材は何を揃える?

話は少し逸れましたがとにかく配信をどんどんやっていこうということです。
配信はやればやるほどペースを掴めてくるしリアルタイムでコメントがくるのでコミュニケーションも取りやすいです。

そこでまず必要になるのが機材ですよね。
機材がなければスタートできません。多少の出費は覚悟しましょう。

必ず必要なもの

  • パソコンorスマホ(iPhone)
  • オーディオインターフェース
  • マイク
  • 演奏者は楽器

パソコンorスマホ

これは必須中の必須ですね。無いと始まらない。
パソコンはWindowsでもMacでもいいですがインカメラが付いているものがいいですね。
ノートPCだと大体付いてますがデスクトップだと別途モニターが必要です。
案外モニターってカメラついてないのでWEBカメラをまた別で用意したりしなければならないのでちょっと手間。あと安いやつだと画質が悪いので見る側の事を考えるとある程度の物は必要。

ちなみに僕はiMacの27インチを使用しています。
ただお喋りするだけならインカメラで十分きれいです。
演奏の配信だとドラムなので別のカメラをスタンドにくっつけて配信しています。

スマホには最初から前も後ろもカメラがついているので楽ですよね。
弾き語りの方だったりアイドルさんはこれで大丈夫だと思います。

オーディオインターフェース

これは人によって必須では無いのですがまぁあった方がいいとは思います。
機材についての説明は省きますがスマホのマイクとインターフェースに繋いだマイクの音質差は歴然です。
圧倒的に繋いだ方が聞きやすい。

スマホのマイクは空間の全ての音を集音してしまうので意外に声が聞き取りづらい。
ちゃんと繋いだマイクは(コンデンサーとかダイナミックとかあるけど)マイクに近い音を集音するので声がクリアになります。

楽器を演奏する人はパソコンやスマホに繋いで音を出すにはインターフェースが必須です。

僕はZOOM U-44BEHRINGER UMC404HDを使用しています。

マイク

インターフェースを用意したならそれに繋ぐマイクが入りますね。
喋りや歌がメインの人ならコンデンサーマイクがいいと思います。レコーディングにも使えるし。
値段はピンキリですがまぁ2万円以上は出しましょう。それ以下は正直使えないです。

よくRODEのマイクがオススメに出てきますが僕はあんまり勧めません。
個人的に高音がシャリシャリしすぎて耳が痛くなります。あと全部セットで2万前後ってマイク本体の価値っていくらなの。。。って思っちゃいます。
コンデンサーマイクはASTON MICROPHONES Originを使用しています。

楽器演奏の人はあんまり用意しなくてもいいかもですね。
ただ配信で喋りながらやる(機材説明とか奏法説明とか)ならヘッドセットを買うといいと思います。
耳にかけるだけなので楽です。僕はSHURE WH20XLRを使用しています。便利ですよ。

演奏者は楽器

これはあんまり説明しても意味がない気が・・・笑
ただこれがなきゃ始まりませんね。ドラムだと電子ドラムを買った方が配信はスムーズにやれます。
スタジオに入ってやるのはあまり効率的ではないかな。セッティングに時間もかかるし。

ただ住宅状況もあるので一概に言えませんが今は消音の電子楽器は増えているので検討してみるといいかもですね。

 

あったら便利な機材

上に書いた4つは個人的に必須だと思う物ですが
ここで書くのはあったらより便利な機材です。

配信をやっていると
「ここをこうしたいなぁ」
「音量を少し・・・!」
的な欲が出てきます。
これが結構ストレスになったりするのでお金がある方は検討してみてください。

ヘッドフォンアンプ

これは一つの出力を色んな機材で聴けるようにする物です。
パソコンのヘッドフォンポートにスピーカーを繋げるとスピーカーからは音が出ますが別でヘッドフォンを繋ごうとするとまたそのケーブルを抜いたりして繋げなければなりませんよね。
これ結構面倒臭い。

3000円くらいのアンプだと4つの出力で分けれるので一々抜く作業がありません。
しかも別々で音量を変えれるのでそこも便利。

シンバルスタンド

は?って思いますよね笑
だけどこれ結構マジなんですよ。
皆さん写真撮るとき三脚使いますよね?あれって広げると結構幅取りません?
あとそこまで高くないやつってそんなに高さが無いんですよね。
ドラムだと上から全体アングルを取りたかったりするのである程度高さが必要です。

そうなると三脚ってちょっと物足りない。

そんな時に意外とシンバルスタンドって使えるんですよ。
まず重さがあるので安定してます。そりゃそうだ、激しい演奏でも倒れないように作られてるから。
次に中古で結構売ってるので高さがあってブーム式のやつが安く買える。ちょっと斜めに撮りたい時とかブーム式って便利なんですよ。
あとは半永久的に壊れない。三脚って結構折れたりするイメージがあるんですけどスタンドはほぼそんな事ないので無期限で使えます。

ミキサー

インターフェースあればよくね?って思いますよね。
まぁ確かにそうなんですが2万円くらいのインターフェースって入力が2chしか入力ないんですよ。
ギター繋いでマイク繋いだらそれで終わっちゃうんですよ。
電子ドラムだとステレオで録るのでそれだけで終了。

もう一つあればなーって時にミキサーがあれば入力を物理的に増やせます。
ミキサーだとモノ2ch&ステレオ1chあるので合計3chに増やせますね!効率的!

まぁ最初から多入力のインターフェース買えば済む話ですけど・・・笑

まとめ

ざっと簡単にご紹介しましたがもちろんスマホ一本でも配信はできます。
ただクオリティを高くしたいのならある程度の機材を揃えなければいけません。

クオリティをあげればその分他の配信者と差別化が図れるのでより視聴者は増えていきます。
是非これらを使って楽しい配信ライフを過ごしてください!

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