TakaP(@TakaP1219)です。
なんだかんだ気づいたら4月も中盤過ぎているんですよね。
歳を食うと年月が過ぎるのが早く感じます。
特に僕の場合は俗にいうフリーランスなので決まった時間に働いていません。
なので時間感覚がちょっとおかしいんですよね。
日によっては早く起きるしそうで無い場合もあるし…
ひどい時はお昼に起きたりしますからね。
めっちゃ不安定。
もうちょっと時間通りに動ければいいんですけどねぇ。
なかなか習慣は抜けれないです。
僕が思うバンドマンに役に立つスキル・知識
バンド活動ってなにをやるにしてもお金がかかりますよね。
音源を作るのにもお金がかかる。
PVを作るのにもお金がかかる。
チラシを作るのにもお金がかかる。
全ての行動にはお金というものがまとわりつきます。
よくバンドの解散とかTwitterのタイムラインに流れてきますけど金銭のやりとりで解散することも少なくはありません。
じゃあ己がその分の知識を得ればそこにかかるお金を節約できますよね?
もちろんその分勉強をしなければいけないしそれをやるにあたってのソフトなども買わなければいけませんが長い目で見ると費用は抑えることができます。
僕はバンド時代とにかくお金をかけたくなくて色々な知識を身につけました。
なのでその経験も込みで今回は語っていきたいと思います。
1.動画編集のスキルを身につける
ミュージシャンにとって動画って切っても切り離せないものですよね。
曲を出したら必ずMVを出します。
映像によって楽曲の魅力って何倍にも引き上げられるんですよ。
ただMVって普通に外注すると簡単に二桁万円のお金が発生してしまいます。
これは別に特別高いわけではなく業界的には標準です。
だけど個人的にはMVってある程度は自分達で作れると思ってるんですよね。
もちろん複雑なアニメーションなどをやりたいのであれば話は変わりますがそれってごく一部の話で大体バンドのMVって演奏動画がメインだったりしますよね。
だったらとりあえずiPhoneで撮ればいいと思いませんか?
今のiPhoneって馬鹿にできないんですよね。
シネマティックモードとか搭載されてミラーレス顔負けの画質を出してきます。(だからと言ってミラーレスが負けているわけではありませんよ)
現に僕はバンド時代全てiPhoneでMVを作ってきました。
案外みている側って画質とか気にしていなくて内容の方に目がいくんですよね。
なので中身がしっかりしていればiPhoneでも全然問題のない動画が作れます。
というか大事なのは編集です。
編集で色味とかを調整してあげればそれなりの雰囲気は出すことができます。
ただし外しちゃいけない部分もありますのでそちらもご紹介します。
撮影は昼間のみ。夜間はNG
どれだけiPhoneの画質がいいと言ってもそれは昼間に限った話です。
カメラにはセンサーサイズといって光を取り込める量というものがあるんですがiPhoneはそれがとても小さいんですよね。
ミラーレス一眼とかはある程度の大きさがあります。
で、このセンサーサイズが小さいと光をあまり取り込めないので暗い場所だとノイズが発生してしまいます。
夜とかにiPhoneで動画を撮るとなんか画面がざらざらしていますよね?あれがノイズ。
そうすると映像作品としてはあまりクオリティが高いとは言えないので使うことはできません。
もちろんあえてノイズを出してレトロに仕上げるとかって手法はありますけどそれも毎回出すわけにはいかないですもんね。
なのであまりおすすめはしないかな。
スマホジンバルを買おう
ジンバルってご存知ですか?
簡単にいうと手振れを抑える機械です。
一応スマホの中にも手ぶれ補正ってあるんですけど走ったり激しい動きをするとどうしてもブレてしまいます。
それをジンバルを使うと完璧に近いくらいの精度で抑えてくれます。
価格は大体15000円くらいしてしまいますがそれ相応の働きはしてくれるので一台は持っておくととても便利ですよ。
おすすめのメーカーはDJIかZHIYUNですね。
この2メーカーはカメラ用の本格的なジンバルも出しているのでとても精度が高いです。
専用のアプリとかも出しているので連携させると面白いアングルとかも撮れたりします。
インカメはNG。必ずアウトカメラで
自撮りをする時ってインカメを使いますよね?
写真なら別にいいんですけど映像だととてもじゃないけど画質が悪過ぎます。
たまにYouTubeの動画をインカメで撮ってあげている人がいますけど絶対やめた方がいいです。
最初に画質ってそんなにみんな見てないよーって書きましたけどインカメはそれ以下です。
見た瞬間に「あーiPhoneのインカメだなぁ」って印象になっちゃいますよ。
なので必ずアウトカメラで撮りましょう。
昼間にアウトカメラで撮影。これは本当に大事。
編集ソフトにiMovieは微妙。使うならDaVinci Resolve
Macをお使いの方にはとても馴染み深いiMovie。
動画編集の入り口としては最高のソフトだと思います。
だけどそれは最初だけの話であってMVとかの編集となると話は変わります。
僕も最初iMovieで映像を作ろうと思ったんですがやり始めて10分で壁にぶち当たりました。
映像の位置調整の幅が大き過ぎたんですよ
バンドのMVって演奏がはいってくるので音に合わせて映像の位置を微調整しなければなりません。
なんですけどその調整幅が大き過ぎて全然画と音が合わせられないんですよね。
まぁ無料のソフトなんで文句は言えないですけどそれだと世には出せません…
なんですけど今の時代とてもおすすめのソフトがあるんですよ。
それがDaVinci Resolveという動画編集ソフトです。
あまり聞き馴染みがないと思いますけどこれも立派な動画編集ソフトでおそらく今一番勢いがあるソフトなんじゃないかなと個人的には思っています。
このソフトは無料・有料版があるんですけどなんと無料版でも有料版の95%くらいの機能は使えてしまうんですよね。
いよ!太っ腹!!!
僕は有料版を使っていますけど操作性も一ヶ月くらい触っていればすぐに馴染みますし今ならYouTubeにTips動画もいっぱい転がっているので勉強もすぐにできます。
あと特にDaVinci Resolveは色味の編集が得意なのでiPhoneで撮った素材もちょっと弄ればそれっぽい雰囲気を出すことができます。
コントラストだけでも触ってみてください。それだけでも全然違いますよ。
なので使うなら必ずDaVinci Resolveを利用しましょう。
2.画像編集の知識を身につける
映像編集と考え方は同じなんですけども画像編集も大事なスキルです。
音源を出す時、ツアーに出る時、企画を打つ時。
必ずチラシが必要になりますよね。
それをいちいち外注で頼んでいたらすぐにお金が消えていってしまいますよ?
デザイン代とかもとられちゃいますよね。
なのでチラシくらいは自分達で作れるようになっておいた方がコスパは高いと思います。
YouTubeのサムネもこれで作れますしね。
おすすめはAdobeのフォトプラン
チラシ作成には欠かせないPhotoshop。
画像の加工もこれで出来ます。やろうと思えば合成も可能です(ちなみにこのブログのロゴもPhotoshopで作っています)
それに加えて写真編集のLightroomというソフトも付いてきます。
これは一眼カメラを使っているととてもお世話になるソフトなんですけどiPhoneで撮った画像もこれでいい感じに仕上げられるので持っておいて損はありません。
その2個のソフトが付いて月に1078円です。
サブスクってやつですね。
まぁこれには色々な考え方がありますし他にもいいソフトっていっぱいあるんですけどとりあえずこれを使っておけば何かわからないことがあってもYouTubeですぐに出てくるのでストレス値が変わります。
あ、ちなみに全部入りプランはお勧めしません。
マジで使わないソフトとかばかりなのでお金が無駄だと思います。
3.配信スキルを身につける
まぁ僕はこれで飯を食っている部分もあるんで全員に身につけられてしまうと商売あがったりなんですが…
今って配信ライブが主流ですよね。
もちろんライブハウスでの演奏が一番楽しいんですけど現状まだまだ難しい状況です。
なので色々なプラットフォームで配信ライブが行われていますよね。
有名な所だとYouTubeLive、ツイキャス、ZAIKOなど
ただこれって個人でも全然できるんですよ。
なんにも難しくはありません。少し知識をつければできちゃいます。
とりあえずOBSをインストール
配信ライブをやるのに大事なソフトです。
僕はこれのおかげで仕事が増えました。本当にありがとう。
超メジャー級に有名な配信ソフトです。
無料なんですけどそうとは思えないくらいの機能があって僕もまだまだ全部は使いきれていません。
ただとりあえず配信をするならそこまで難しいことはしないので安心してください。
しかも配信だけでなく録画もできるのであとで他の媒体に上げることも可能です。
というか普通に録画だけ使うこともしばしば。
もちろんiPhoneだけで配信もできるんですけどそれよりも一歩進んだ使い方ができるのでお勧めしています。
ただ注意点もちらほら…
PCのスペックはある程度必要
ここが最大のハードルではあるかもしれないですね。
配信ってめっちゃPCの性能を必要とするんですよ。
まぁリアルタイムに何枚もの画を出力しているので当たり前なんですけど。
なので古いPCとかだと難しいかもしれないのでその場合は新しいものをぜひ…
ちなみに僕のおすすめPCはM1のMacBook Airです。
これは安いし性能も良いしで欠点が見当たらないほど。
僕もがんがん使っていますけど不満を持ったことはほとんどありません。
配信をするのにもフリーズとかはしたことがないので安心してください。
音声の入力はステレオで
これ絶対引っかかるやつなんですけどバンドの場合はマジで注意。
色々マイクを立てて多入力インターフェースに入れて「さぁ!配信」ってやっても音声が水族館みたいになってしまうんですよね。
これはそもそも配信プラットフォームが2chのみしか受け付けていないのでそれ以上になると一番入力が大きいやつが優先されてしまうんですよ。
バンドとかだとおそらくドラムの音しか聞こえてこない状態が続くと思います。
それを防ぐためにまずは入力をミキサーにまとめてそれをステレオでインターフェースに繋げたりします。
結構面倒臭いですよね。
なので僕的にお勧めなのがATEM MINIになります。
これは基本的には映像のスイッチャーなんですけどオーディオインターフェースも兼ねているので専用のケーブルさえ用意すればそれでステレオ問題は解決されます。
色々上位版も販売されていますが無印が一番安いし中古を探せばかなり安く手に入れられるのでぜひ探してみてください。
カメラがあれば尚よし
これは完全に好みなんですけど中古でミラーレスとかを買えばより一層クオリティは高くなります。
iPhoneもアプリを使えばHDMI出力できるんですけどまぁまぁそれなりの画質なんですよね。
それが5万くらいでカメラを買っちゃえば高画質で配信できるのでちょっと一歩進んだものが作れると思います。
それにカメラがあればMVだって撮れるので個人的には一つあってもいいんじゃないかなーと思っています。
ちなみにおすすめはSONYがいいと思っています。
型落ちでも全然使えるしレンズも豊富なので探しやすいんじゃないかな。
知識があれば要望も正しく伝えられる
個人的にこれが最大の武器だと思っています。
色々な知識を身につけると出来ること、出来ないことが明確に分かるようになります。
そうするといざ外注で頼む時に相手に分かりやすく物事を伝えられるようになります。
これが本当に重要なんですよ。
それがあるかないかでお互いの空気感って変わりますからね。
よくあるのが撮影した後に「〜が映っているから消してくれない?」っていう要望。
これって出来る場合もあるけどその作業ってかなりしんどいんですよ。
言う方は簡単に言うけどやる方は何日もかけなければいけなくなるし最悪追加料金を支払うはめになります。
それにならないためにも正しい知識ってつけた方がいいと個人的には思っています。
それにMV撮影でもカメラマンとかは基本的に撮影をするだけなんでバンド側がちゃんとシナリオとか考えていないとものすごいダサい作品になってしまいます。
よくスタジオで流れてるPV見るけどたまーにひどいやつあるんですよね…
あれはバンド側が全てお任せしちゃった結果ですね。
なので自分達の作りたい世界観があるならある程度の知識•スキルは身につけておきましょう。
まとめ
長くなったし個人的な偏見もあったかと思いますがいかがだったでしょう。
僕はこれらのスキルを身につけたことによって頂けたお仕事もあるし繋がれた方達も多くいます。
それらは自分にとってのかけがえのない財産だと思うし、今後にも活かしていきたいです。
もちろん人によって合う、合わないがあると思うのでこれが正解!とは思いませんがもしやってみようという方がいましたらぜひ挑戦してみてください!
それではまた!
コメント