ATEM Mini Extreme ISOは配信にも収録にも最適なアイテム

TakaP(@TakaP1219)です。

最近はライブや配信の仕事が多くて嬉しい日々を送っています。

ただその代わり自分の練習時間がとれていないので上手く時間を見つけていかなければなぁと思いますね。
もうちょっと頭使ってスケジュール組めばいいんですよね…笑

そんな配信のお仕事に必要なアイテムを新たにゲットしていたのでそちらをご紹介したいと思います。

ATEM Mini Extreme ISO

Blackmagic Designという会社を知っていますでしょうか?
カメラをやっている人であればご存知かもしれませんが映画用機器や放送用機器を開発・販売している会社です。

しかも僕みたいな個人で活動している人に優しい会社でプロユースの機器をなるべく安い価格で提供してくれる会社なんですよね。
これはBlackmagic Designの社長さんが若い人たちにいっぱい機材を触ってもらいたいという想いからそうしているらしいです。
とてもありがたい。

そしてその中でも爆発的に売れたのが配信用スイッチャーのATEM Miniシリーズです。

左からATEM Mini、ATEM Mini Pro、ATEM Mini Extremeとなっていて

  • ATEM Miniは最大4入力のスイッチャー。ソフトを使えば合成なども出来るしなにより4万くらいで買えるので超お手頃。
  • ATEM Mini Proはそれに加えてモニターへのマルチビュー出力が可能。アングルを確認しながらスイッチできる。LANを繋げば直接配信も可能。
  • ATEM Mini Extremeは最大8入力まで増えたモデル。ヘッドフォンアウトが増えたので音を確認しながら作業ができる。HDMI出力も2個になったのでマルチビューと演者へのモニター出力が可能に。
  • さらにISOモデルだと全入力のSSDへの直接収録が可能なのでわざわざカメラのRecボタンを幼くても良くなる。DaVinci Resolveのプロジェクトも作られるのでスイッチの後編集も可能に。

ってな感じで簡単に説明しましたが僕はこれのATEM Mini Extreme ISOというモデルを入手しました。

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脅威の8入力でさらに配信の高みへ

僕が最初に買ったのはATEM Mini Proだったんですけどこれだと最大で4入力までしか使えなかったんですよ。
なのであまり配信のアングル的に面白くはできなかったんですよね。

それがATEM Mini Extreme ISOだと

  • 上手、下手からのちょい引きアングル
  • センターでボーカル狙い
  • ドラム単体
  • 電動スライダーを使った長しアングル
  • センター下からの広角煽りアングル
  • 手持ちでのギターやベースなどの手元アングル

ってな感じでなかなかのアングル数で配信を行うことが可能になります。
これくらいあれば見ている側も飽きなくて済みますね。

ちなみに同じような商品をROLANDも出しているんですけどそちらはコンセプトがちょっと違っていまして
基本的にATEM Miniはパソコンのソフトありきで考えられているのでハードウェアには必要最低限のボタンしかありません。なので工夫した画を作りたい場合にはソフトでやることになります。その分値段が安い。
ROLANDは逆にハードウェア完結型なのでソフトにありがちなエラーが起きにくいです。細かい画作りも本体のつまみなどを使って調整します。だがしかし値段が高い。

ATEM Mini Extreme ISOは大体18万が相場です。
ROLANDのV-8HDは27万ほどなので個人ユースならATEMの方が手が出しやすいですね。

最高品質での収録が可能。ただ容量は馬鹿みたいに食う。

ATEMのISOシリーズだと背面のUSB-Cポートから直接SSDに繋げることが可能です。

繋げたら右上にRecボタンがあるのでそれを押せば8入力全ての映像をSSDに収録することができます。

ライブ配信だとついでに収録もしたいという場合がほとんどなのでこれはありがたいですよね。
カメラによっては30分制限があったりして一々操作しなければならないしHDMIで繋げてさらに録画となるとカメラの電池も心配になります。

それがこれなら一気に解決ができるのでありがたい機能です。
ついでにMICポートに入力された音声も録音されているのであとで軽く編集することもできますね。

ただし注意点がありまして
これらの録画品質に関しては常に最高品質での収録になるのでカメラによってはありえないくらい容量を使います。

例を挙げると先日やった配信ライブでは

  • ミラーレスカメラ3台
  • 音楽用ビデオカメラ1台
  • コンデジ1台

の計5台で行いましたが最後にSSDの容量をチェックしたらなんと700GB使っていました。
1TBで十分と思ってましたがいやーぎりぎりでしたねぇ…

まぁその日は対バンイベントで4時間半やっていたので想定内ではありましたがまぁビビりました。
なのでSSDは1TBを2個くらい持っているといいかもしれません。

あともう一つ注意点ですがBlackmagic Design推奨のSSDを使用してください。
前にBUFFALOのSSDを使って収録•配信を行いましたがスタートからずっと謎のノイズが乗ってしまっていました。
僕は演者だったので最初気づかなくてコメントで分かったのですがまぁ冷や汗をかきましたよねぇ。

よく見てみたらSSDの収録が停止していたので原因が分かったのですがあれをそのまま続けていたら台無しになってしまっていました。
なのでBlackmagic DesignのHPで見れる推奨SSDを使うようにしてください。

ちなみに僕はSamsungのT5を使用しています。全く問題ないのでおすすめです。

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コンパクトだけどそれなりに場所は取る

ATEMシリーズは一応コンパクトが一つの売りだと思いますがなんだかんだちゃんと繋げると場所は取ります。

OBS用のPC、マルチビュー用のモニター、電源タップ、あと何気にHDMIを挿すとその分奥行きが必要になるので結構机は広い方が良いです。

あと本体はかなり熱くなるのでパソコン用のファンは必須だと思います。
HDMIケーブルの端子もありえなくらい熱くなるので絶対用意しましょう。

まとめ

簡単にでしたがATEM Mini Extreme ISOのご紹介でした。

配信をやる人はもちろん叩いてみたをやる人にはとてもいい機材だなと思いました。
ドラムの場合マルチアングルでやると一々椅子から立ち上がってRecボタンを押さなければならなくてかなり面倒だったんですよね。
それがこれなら手元で一発なので時短になります。

ただ値段が20万くらいなので買うほどなのかは個人の価値観によりますね笑
(ちなみに僕は謎のセールで9万円で入手しました…)
結構Blackmagic Designって唐突に謎のセールや値引きをするのでタイミングを待つのも一つの手だと思います。

それではまた次回。

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